「女たちは二度遊ぶ」の3作目です。

女がぼくに話しかけてきたのは、池袋北口の安いんだか、高いんだか、うまいんだか、まずいんだか分からないような店だった。

女は一人で飲んでいた。

ぼくと克弘が店に入ったときには、すでにそうとう出来上がっている様子で、知り合いらしいその店のウェイトレスに、
「真理、もう、ほんとにいい加減にしなさいよ。」などとたしなめられていた。

ぼくらが注文したビールで乾杯すると、「ねぇ、ねぇ!」と女が声をかけてくる。

「ここの白子のてんぷら、美味しいよ。白子のてんぷら!」と店中に響くような声で教えてくれる。


この作家は女性の描き方が非常にうまいと思うのですが、この、「真理」という女もすごくキャラが立っています。

わずか数行で、だらしのない女の印象を読者に印象付けます。


私は、こんな経験をしたことないですが、なんか、楽しそうだなぁ。

そうだ、今日は、飲みにでも行くかな(・∀・)イイ