短編小説読んでみた

福岡の便利屋

2013年11月

池袋ウエストゲートパークⅨ『ドラゴン・ティアーズ 龍涙』の一編。

『この秋、おれが目撃したのは、その最下層の世界で起きている弱肉強食の構図。』

本作でのマコトの依頼者はホームレス支援団体「絆」の代表、ヨウスケ。

ヨウスケの話によれば、最近、ホームレスで、暴力を振るわれている人たちが多くなった。

その原因が、何なのかを調べてほしい。とのこと。


ヨウスケの活動や言葉に依然やる気を出したマコトは調査を開始する。

そこには、社会の底辺ホームレスの中でも、さらに弱肉強食の世界があった。


勝ち組と負け組の世界が広がっている日本の現在をテーマを

石田衣良の歯切れの良いタッチで描く一作。 

『あんたは女ひとりで、仕事をもち、懸命に生きている。』

『ルックスだってそこそこいけてるし、二十代の終わりを迎えてもほぼ八割くらいは、全盛期のスタイルを維持している。』

『そうなのだ、問題は男たちにある。』


『池袋ウエストゲートパークシリーズ』 Ⅸ 番目の短編集の一話。

今回の池袋の探偵アンド便利屋マコトへの依頼者は女性である。

悪徳エステに騙されて、大金を払ったOL三人組から相談されたマコトは

その敵となる悪徳エステ会社のキャッチに潜り込み、捜査開始。

おどろくことに、今回は、裏社会若者のキング、タカシも同じく潜入捜査に協力する。

狙うは『ブラッド宮元』。マスコミでもてはやされてるお姉系エステシャン。

テレビで人気の日焼けした二丁目キャラにそんな裏の顔があったとは・・・・。

草食系男子が増え、恋に結婚にあせりだした女性たちをテーマとした一作。
 

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