短編小説読んでみた

福岡の便利屋

2013年01月

上条和之は平凡なサラリーマン。33歳の独身です。

久々にテレフォンクラブに遊びに行きます。

早速女の子から電話がかかってきました。

「あの・・・こんにちは」

「へーえ、カズユキさんていうんだ。わたしはメグミ」

「LAST」の2話目です。

主婦、橋本真弓は夫と4歳の娘との3人ぐらしです。

彼女には、3百万の借金があります。

そのため、気苦労で頬がたれさがっている。まだ32歳なのに、こんな肌になってしまっいました。

借金のことは家族にも話せません。


ある日、真弓はいつものコーヒー店で、ひさしぶりのスイーツに手をつけようとしたところ、携帯電話に出合系サイトの広告がとどいていた。


横断歩道を吉祥寺駅にむかう人波は、風に飛ばされる砂のようだった。

これだけの数の人間にそれぞれ性器があって、別な形の欲望があるのだ。

その欲望を簡単にお金に換えられるなら、どこに問題があるだろう。


次回の返済は三日後に迫っていた。

石田衣良の短編集「LAST」の第一作です。

主人公は福本修二。印刷会社を経営してます。

しかし、サラ金からの借金は相当額あり、毎日そのことで頭がいっぱいです。

彼には妻と、中3の娘、小6の息子の家族があります。


ある日、「ローンズ・ナイト」の鈴木という人物が尋ねてきます。

「あなたさまが、『スズカケリース』、『関根ファイナンス』、『東越ローン』の三社で切られた小切手は、現在すべてうちが預かっております。当社の事務所までご足労願えませんでしょうか。」

 丁寧な言葉で呼び出され、事務所に行くと、中にはチンピラ3人と黒い背広の男がいました。

背広の男は淡々と言います。

「風俗店に売る前に、うちの若いのが先にいただくことになっている。本番前の儀式みたいなものだ。
 女たちにはそのあとの人生をすっかり諦めてもらわなきゃならない。
 あんたの見ているまえで一晩中やりまくることになるだろう。
 縛られて部屋の隅にでも転がされ、あんたはそいつを夜通し見る。
 あんたの息子といっしょにな」

なかなかドスのきいた脅しです。僕はすっかり怖くなりました。

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